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ファイルサーバー準備編

ファイルサーバーとは一般的に例えると図書館みたいなものである。
pcでの各個人のファイルやデータを保存する場所が普通は自分のpcの中に保存されているのが普通であるが、組織でファイルやデータを共有したい場合はどうしてもネットワーク上に置くことになる。
では方法はとなると、windows pcの場合は各個人の共有したいフォルダに共有設定すれば一応利用できるがpcの電源が入っていないといけないしパフォーマンス的にも落ちる。
ではどうしたらいいだろうか?
答えは不要になったpcを安価に利用する方法があるのだ。
以下にその方法を紹介していく。

さて前節で触れたが、なぜ、1世代前のパフォーマンス的に低くても良いのか?
windowsではosがバージョンアップするたびにハイパフォーマンスを追求されるので上記の方法は無理である。
そこで利用する方法がlinuxを使う方法である。
linuxとは各研究所や教育機関でオープンソースというかたちで世にでたunix系のosの1つである。(雑誌やインターネットで手に入れることができるので詳細は割愛させていただく)
ここでは数多くの種類(ディストロビュータ)があるが日本で開発され続けているvinelinuxを利用し説明していく。(バージョンアップが少なく運用面で楽。)
さて快適に運用できるハード構成は以下のようで良い。

  1. pentium1 mmx 200M以上
  2. 物理メモリ64MG以上
  3. ビデオメモリ4MG以上
  4. LAN端子10/100BASE
  5. *ハードディスクは大きいものがいい

    当時のbiosにより8.4G/32G/64G/133Gの壁があるがインストール時にはlinux側で120GまでどんなPCでも認識されるのでここでは気にする必要はない。

  6. パラレル、シリアルATAの2タイプのHDDが出まわっており最近では320GB以上の大容量ハードディスクが主流になっているのでRAIDカードが準備できれば尚良い。

さて、vinlinuxは現在ver4.2のものが出ておりこのバージョンの入手方法は雑誌や以下のサイトからダウンロードできる。
インストール方法は予めpcのbios設定でcd起動を優先するか、fdドライブがあるのであればfdから起動させる方法がある。
実に参考となるvine_linuxのオンラインマニュアルや書籍が豊富にあるのでインストールに関しては割愛させていただくがセキュリティーの問題などがあるのでインストール後必ずapt-get updateをし、その後にapt-get dist upgradeをすること。(dist=依存性の確認を行う)
さて、インストールが済んだら追加でsambaという共有ソフトをインストールする必要がある。
tarで入れるには初心者には敷居が高いのだが幸いvine plusからapt-getで配布されている。
apt-get install samba
GUI上でブラウザから利用する場合は別にswatclientが必要になる。 基本的にオプションのインストールの趣旨を聞かれると思うがyesと 入力するとインストールが追加される。 インストールされたかの確認は
rpm -qa | grep samba
とコマンドを打てば確認できる。

インストールが済んだらuser/groupを設定するがlinuxをインストールした時のuser/groupがそのままデフォルトで登録されるのでuser/groupを追加する場合はlinuxで追加することになる。 構築1

左図のように各設定ファイルは
/etc/samba/
内であるのでsmb.confをviコマンドで編集する。
suroot権限にしてから vi smb.confを打てば下記のように編集モードになるので各自設定する。

vi

ここでは文字コードwindowsでのworkgroupの設定となるので間違えないこと。尚、sambaのバージョンにより若干異なることに注意ねがいたい。


プロパティ

windowsはmycomputerを左クリックするとこの様なプロパティ画面がでるshousai
デフォルトでは"workgroup"となっているが自分の好きなようにしてよい。また個体のpc自体は明確に名前を振り分けておく半角英数字が好ましい。
画像のは1つの例である。
samba3.0について
vi
ここは共有したいディレクトリの設定となるが日本語でも設定名(coment)はokだがなぜかブラウザでは文字化けしてしまう。 尚、家庭や小規模SOHO環境で利用するのに限っては各PCのIPアドレスをDHCPではなく固定IPアドレスで決めておいたほうがメンテナンスなどがしやすい。

例:ルータ(モデム)=192.168.0.1/linux=192.168.0.3/clientA=192.168.0.11/clientB=192.168.0.12など

大まかな説明はここまでとして次回は運用方法を紹介しよう。

ファイルサーバ運用編

前回はsambaのインストールまでを取り上げてきたがここからは実際に運用してみることにしよう。

アクセス

まずはサーバもしくはクライアントからブラウザでsambaにアクセスしてみよう。
サーバからの場合はhttp://localhost:901でアクセスしクライアント(windows)からはサーバのアドレスまたはサーバー名を使う
http://linux-servert:901ここにはlinuxをインストールしたときのuser名とパスワードを入力。(例:ユーザ名=root/パスワード=123456など)


その1、global設定(文字コードとLAN内ネットワーク)

global

ここでは文字コードとLAN内ネットワークに関しての設定となる。


global

まずは文字コードについてだがwindowsとunix系のOSはそもそも使用する文字コードが異なるので設定は必須である。

windowsはshift-jisを使用/unix系はeuc-jpを使用(最近はUTF8という文字コードも使われるようになった。)

そしてネットワークの設定になるが最初にwindows及びlinuxサーバーを同じ所属のworkgroupを設定する。
この作業手順は前回に取り上げさせていただいたので割愛させていただく。
linuxのインストール時にlinuxサーバにnetbiosnameをつけていただいたとおもうが、ここにはそれを記載する。


secua

セキュリティーの設定は結構複雑なので説明は出来ないが図とおなじにするか設定欄左横のhelpを参照してもらうと良い。


その2、共有フォルダ(ディレクトリ)の設定

ディレクトリ作成1

適当なフォルダ名を決めファイル共有をクリックする


ディレクトリ作成2

そのフォルダに関する設定項目が現れる。
commentは日本語名だとブラウザ上では文字化けするがコマンドライン上では化けずに表示出来る。
共有フォルダの(path)位置をいれる。
readonlyでは書き込めないのでNOを選択する。
guestokはlinuxに登録したユーザー以外のアクセスの可を聞いているので状況によって回答は変わる。
ブラウジングオプションはこのフォルダをネットワーク上に表示するか否かの設定である通常はyesである。


その3、smbの起動及びアクセス状況の確認

状況

この画面で起動、停止、再起動が行える。また、アクセス状況も一目瞭然だ。


その4、smb.confの確認

smb.conf

気づいたユーザーもいるだろうが/etc/samba/smb.confの中身をそのままブラウザ上で設定が出来るようになっているだけで基本は smb.confをコマンドラインでいじるのと変わらない。
以上でファイル共有の設定が出来たことだと思うがどうでしょうか?私もこの方法を理解するのに四苦八苦しましたが繋がったときの満足感は格別でしたみなさんも頑張って共有をかけれるようになってください。
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