ドアロックアクチュエーターって何?

今どきの車は軽の商用車も含み運転席側をロックすると全席ロック施錠解錠ができるのが当たり前になってきています。(2019年3月現在)
その機能を制御するのがドアロックアクチュエーターです。モーターが内蔵されています

ただ、ドアロックアクチュエーターには寿命もあり、運転席側から施錠解錠しても他のドアが施錠解錠できない事象が経年劣化により発生することもありますので5年以上経つ車は要注意です。
我が家の愛車のエリシオンにも発症しました。
気づいたのはいつも娘を送迎するときでした、娘が外から助手席後ろ電動スライドドアを開けようとしてもドアが開かない。運転席側から施錠解錠操作するも開かない・・・(昔のように集中ドアロックが付いていない車みたいに個別のロック操作が必須。)
エリシオンには車速連動ドアロックが付いているので時速15キロ当たりで全ドアロックされ、パーキングに入れると解錠される。最近は上級車以外の軽自動車にも付いている場合もある。 車速連動ドアロックが作動するときに(時速15キロ)ロックを繰り返す音(カチャカチャ音)が減速後の加速時、停止からの発進時に毎回聞こえるようになり助手席ドアのロックアクチュエーターが機能していないことに気づきました。
部品はASSYで一式交換が条件になります。車種にもよりますがエリシオンは5,000円代で手に入れることができました。
DIYだったらこれ以上の金額はかかりませんが修理をディーラーや修理工場に出すと倍以上掛かるようです。
また、ミニバンの車速連動ドアロック付きの車はほかの車より使用頻度が高いので寿命も訪れるのが早いでしょう。
このページではスライドドア車であるホンダエリシオンでの手順になります。(ほかの車種にも応用できると思いますのでお役に立てれば光栄です。)

これが部品で部品番号72115-SJK-J01
作業するにはまずスライドドアのスイッチをoffにするか、安全性を考慮してバッテリーを外すことに留意してください。

最初に内張をはがすのに開閉レバーの取り外しをします。この部分。

レバーと内張の間にものを挟んでスペースを確保してから作業にかかります。
下から上にレバーとシャフトの溝にΩ型の金具で固定されています。下側に工具を使い引き抜きますが自分は六角棒レンチ(イモネジ用)を隙間に差し込み引き抜きました。

外れた開閉レバーと金具です。

窓上の部材も外します。(クリップで2か所留めなので簡単に外れました。)

カーテシランプも外します。カバーは簡単に外れます。
ソケットからT10の球を外します。

外したカバーと球です。

以上の作業ができたら内張を外すことが可能になりました。
樹脂製の内張はがしの工具をを使います。
少し、ドアを開けた状態で下から施工すると外しやすいです。
リベットが外れるときは音がします。
上側は窓の淵に引っ掛けて固定されていて、上に持ち上げると外れます。
内張りにはパワーウインドウのコネクタ、カーテシランプソケットが有るので、手が入る程度でコネクタを抜き取ります。
ソケットも少し回すと取れます。

これがパワーウインドースイッチに接続されているコネクターです。

これがカーテシランプのT10のソケット。

リベットがドア部に取り残されている場合は内張はがしを使いリベットを抜き取り内張りのほうにはめておきましょう。
これで内張外しの作業工程が済みました。

ここから本題のアクチュエーター交換作業の手順です。
右上部にロック機能の部分がありアクチュエーターを外す作業にかかります。

ねじ2個と白いクランクが有りますがそれが本体部分です。
グレー色の2個のコネクターを抜きます。
それからねじ2個を外してクランクの長穴から本体を取り外します。

左側が外した古いアクチュエーターで右側が新しいアクチュエーターです。

あとは外した順の逆でくみ上げます。
内張りにコネクター、ソケットを取り付けて元に戻します。
リベットで固定するときは左右下を押さえて軽く手で叩くようにするとはまります。
作業が済んだら各機能がちゃんと作動するか確認します。

今回は電動スライドドア車によくある事象でほかの車種にも起きるかもしれません。
5年で発生する事例もありますが特に車速連動ドアロック車は負担が多いのでしょうね。
今回、楽天市場で購入した部品です。

修理した感想

今まではヒンジドア(普通のドア)の内張を剥がすのに慣れていたのでスライドドアの内張を剥がすのには正直難儀しました。
スライドドアだと剥がす作業スペースが確保しずらいのが問題でしたが慣れるとそうでもないのかな?
内張はがしはほかの作業にも役に立ちますので、挑戦してみるのも楽しいですね。